山本 充生 
牡牛座さん、こんにちは。
２０２４年７月６日から約２週間の占いをお伝えしていきます。
２週間を通して、微調整を加えることで一気に良い流れを作れそうです。
カードを通して今の牡牛座さんの様子を見ると、いつも以上に他者へ向けての優しさが育っているように感じます。
これまで積み上げてきたものが安定しているので、そこから生まれる余裕によって「力を貸してあげたい」という持ち前の優しさに磨きがかかっているようです。
これは素晴らしいことである一方で、自分より他人優先になってしまう人もいるのではないかと思います。
ここで、先ほどお話しした微調整を加えることがポイントになりそうです。
それは『力を借りる』という、ごくごく当たり前のアクション。
これまで自力でコツコツがんばってきた人ほど、これまでとちょっと違うところから力を借りることを練習することで、このあとさらにスピードをあげて人生を開拓することができそうです。
前半の様子（７月６日～１２日頃）
とても”強い”カードが２枚並んで出てきました。
一枚は自分の実力を発揮して新しいことをスタートさせる、もう一枚はこれまでに積み上げてきたことが大きな成果に繋がるというカードなのですが、どちらも逆位置(上下逆さま)で出ていることから、その意味合いを１２０％発揮するためには、少し手を加える必要がありそうです。
流れとして悪くはないのですが、ここでは８０％を１２０％に引き上げる微調整のコツを少しお話ししてみたいと思います。
ポイントは『等身大の自分を見せていく』ということ。
できることには「できます！」と手をあげる。
反対に、できないことは「できません！」と潔く断る。
相手に謙遜してできないふりをしたり、喜ばせようとして無理に引き受けたりする必要はないということです。
自分を大きくも小さくも見せないよう心がけること。
たったこれだけで、ここに出てきたカードを正位置(絵柄の通りまっすぐで上下逆さまでない状態)に力強くひっくり返していくことができそうです。
今の逆位置のままいったとしても、カード自体の意味合いはとてもポジティブなものなのですが、どこかサイズの合わない服を着ているようなちぐはぐ感も感じます。
チャンスは来るんだけど腰が引けてしまったり、背伸びしすぎて後からドッと疲れてしまったというようなことにもなりかねません。
拡大も縮小もかけないで、あなたが持っているものをそのまま出し切るだけで、才能をフルに活用して何かがスタートするようですし、これまで長い時間かけて積み上げてきたものが一気に花開いて大きな成果をあげることもできそうです。
星占いとは違って、タロットカードを通して見る未来は前もって変更できることも多いのですが、ここで出てきたカードは事前調整が叶うものです。ぜひポイントを押さえて、ここで受け取れるチャンスやごほうびをまるっとゲットしてくださいね。
後半の様子（７月１３日～２０日頃）
このあたりで、忙しさが極まってくるようなムードを感じます。
前半で自分の運気を切り拓いてしっかり成果を手にした人ほど、ここでは一瞬の停滞感を感じるかもしれません。
予定がギチギチ、お財布がカツカツというような、何かしらのアンバランスさを感じる可能性があります。
ですが、ここでも事前の微調整が効いてきそうです。
予定を緩めに組んでおくこと、いつもより細かくお金の管理をすることをおすすめします。
冒頭でもお話ししたように、この２週間を通して牡羊座さんに『奉仕の精神』を表すカードが出ています。
周りから「ちょっと力を貸してくれる？」というリクエストが増えそうです。
家族の送迎とか、知識を分け与えること、中にはお金の工面を頼まれる人もいるかもしれません。
こういう時に「助けてあげたい！」という気持ちがいつもよりもストレートに出てきそうなのですが、奉仕の精神を発揮するときに最も必要になるのが、自分自身の余裕。
時間、体力、知識、資金など、自分に余裕がなければ分け与えることはできませんよね。どんなリクエストにも柔軟に対応できるだけの余白を残しておくことで、相手もあなたも心にゆとりを感じながらお互いに温かな心の交流が持てそうです。
２週間のアドバイス
アドバイスのところには、人物のカードが出てきました。
実はこの人物にも『奉仕の精神』というキーワードがあることが、とてもおもしろいなと感じました。
この人物はどうやら目上の男性のようで、堅実な金銭感覚を持ち、地道にコツコツがんばることが一番の近道だと知っている人格者のようです。
困ったとき、心細いとき、ついつい一人で抱え込んでしまうときなど、この人物の胸に飛び込んでいくことで、あなたの不安を優しく抱きとめてもらえるというようなことがあるそうです。
実はこの人物は、あなたのお困りごとに関して専門家ではありません。
そして、あなたの力になりたいと自分から申し出てくれるほど、言葉で自分の気持ちを伝えることも得意ではないようです。
ですが、あなたが一たび「助けてほしい」と頼めば、惜しみなく力を貸してくれる度量の深さを持っています。
お願いごとが苦手な人ほど、ぜひ相手の度量を信じてみてください。
力を借りるのは、他人だけではありません。
カードはもう一枚、別のサポーターを見せてきました。
それが『直感の力を借りる』というメッセージです。
今回、リマインドカードに選んだ【女教皇】を見ると、こちらをまっすぐに見つめて落ち着いた様子で腰掛けています。
この女性には、いわゆるサイキック能力が備わっています。
目に見えるものの奥に潜む本質を瞬時に見抜き、決して惑わされることはありません。
彼女がこんなに落ち着き払っていられるのは、自分の直感に全幅の信頼を置いているからです。
相手の顔色を伺ったり、空気を読んだりしなくても、自分の心の声に従うことが何より確かだと知っているから、きょろきょろする必要がないのです。
こんな人物を、この２週間あなたの心に住まわせてみるのはどうでしょうか。
迷いが生じたとき、忙しさに目が回っているその最中、優しさからついつい誰かを優先してしまった後でも、あなたの心に住まうこの女性に呼びかけてみてほしいのです。
「ねぇ、私の直感はなんて言ってる？」
彼女はきっと、その時々であなたの直感や本当の気持ちを正確に”降ろし”、答えを授けてくれるでしょう。
リマインドカード【女教皇】
リマインドカードとは・・・？
【２週間後のあなたを思い出すためのカード】です。
占いで出てきたカードの中から、よりあなたらしく幸せになることを助けてくれる１枚を選びました。
あなたの様子を表すカードの中から選んだものなので、あなたの中にすでにある要素を目に見える形にしたのが、このリマインドカードです。
”誰かや何かから力を借りてきたわけではない”ということが、私が占いを通して一番にお伝えしたいメッセージです。
ぜひ２週間後のあなたを鏡で見るような気持ちで、眺めていただけたらいいなと思います。
どんな自分でいたいか思い出したい時、うっかり心が苦しくなった時、このリマインドカードがあなたの背中を押してくれることを心から願っています。
リマインドカードの使い方
①２週間後、どんな自分でいたいかイメージします。
②そのイメージを短いフレーズにしてみましょう。例『リラックスして輝く』『超前進！』など
③そのフレーズが、リマインドカードのタイトルです。
④画像を見ながら、さっき付けたタイトルを声に出してみましょう。
⑤あとは、ちょこちょこカードを眺めたり、タイトルをつぶやくだけでOK！自然と、行きたい未来へ行くための選択ができるようになっていきます。
※スマホの待ち受け画像にしやすいサイズにしてあります！